令和3年12月定例市議会報告

 

12月定例市議会が令和3年11月30日から12月17日まで(18日間)開催されました。今定例会では市長より24件の議案が提出されました。

慎重審議の結果、市長提出議案はすべて賛成可決されました。

越谷市長選挙後はじめての定例市議会のため福田市長の所信表明が行われました。一般質問では23人の議員が登壇し市政に対する一般質問をおこないました。

主な議案

*越谷市教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて

越谷市教育委員会教育長 吉田 茂 氏の任期満了(令和3年12月31日)に伴い後任者を引き続き任命することについて、議会の同意を求めるもの。

*越谷市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて

越谷市教育委員会委員 堀川 智子 氏の任期満了(令和3年12月23日)に伴い後任委員を任命することについて、議会の同意を求めるもの。

《後任委員》東 宏行 氏(埼玉県立大学保健医療福祉学部共通教育科教授)

*人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて

人権擁護委員 九ノ里 幸子 氏の任期満了(令和4年3月31日)に伴い後任委員を引き続き推薦することについて、議会の意見を求めるもの。

九ノ里 幸子 氏(元越谷市立大袋東小学校長)

*越谷市職員定数条例の一部を改正する条例制定について

☆行政需要の高まりや喫緊の課題に対応するとともに、市立病院の業務体制の充実等により、さらなる市民サービスの向上を図るべく、職員定数を変更するもの。

市長部門 22人   市立病院 10人  合計32人

市長部局合計 改正前2,360人  改正後2,392人

*越谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について

☆国民健康保険事業の安定した運営に資するため、国民健康保険税の課税額の改定等を行うもの。令和4年4月1日から施行し令和4年度以後の年度分から適用。

*令和4年度については、被保険者の負担の平準化を図るため、一人当たり平均6,600円の増額、7.4%の引き上げとなります。

その他、多子世帯への負担軽減対策、未就学児の均等割の1/2軽減を行います。

*一般会計補正予算(第8号)

☆子育て世帯等臨時特別支援事業 (50億1,500万円)

新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、子育て世帯に支援する為、令和3年度(令和2年中)の所得額が児童手当の支給対象となる額未満の子育て世帯へ臨時特別給付金を支給する。支給額は児童1人につき10万円。

令和3年12月議会に於きまして一般質問に登壇しました

質問項目

1.所信表明について

  ①「一党一派」について

  ②保育行政について

  ③鉄道高架化について

  ④学校給食センター・公立保育所の民営化について

2.越谷市長選挙について

  ①投票率について

  ②開票作業について

  ③公職選挙法違反について

3.西大袋土地区画整理事業について

  ①西大袋土地区画整理事業に対する市長の認識と考えについて

質問1―①:市長が考える「一党一派」について質問しました。

答弁:「一党一派」とは、政党または、主義主張もしくは目的を等しくする仲間、団体の事。政治的なものも含め、特定の団体(越谷市職員組合も含む)や個人に対し、有利又は不利があってはならない、私は今後とも市民目線で、何事にも中立、公正、公平な市政運営を進めます。

質問1―④:市長は所信表明の中で民間企業の経験が長いとあるが、学校給食センター・公立保育所の民営化の考えについて質問しました。

答弁:学校給食センターについては、適切な運営手法を探りながら、さらなる経費の削減、効率化に努める。公立保育所の民営化については現時点では考えていない。

質問3-①:西大袋土地区画整理事業に対する市長の認識と考えについて質問しました。

答弁:市北部のまちの発展に向け、大変重要な事業であると認識している。今後も引き続き、事業のさらなる推進が図れるよう、計画的な事業執行と国庫補助金などの財源確保に努めるとともに、関係者のご理解、ご協力をいただきながら、令和10年度までの完了に向け、積極的に取り組んで行く。