令和4年12月定例市議会報告

 

12月定例市議会が令和4年12月1日から12月20日まで(20日間)開催されました。今定例会では市長より22件の議案が提出されました。慎重審議の結果、市長提出議案はすべて賛成可決されました。

一般質問では21人の議員が登壇し市政に対する一般質問をおこないました。

主な議案

*専決処分事項の承認を求めることについて(一般会計補正予算・第6号)

 電気・ガス・食料品等価格高騰緊急支援事業及び生活困窮者自立支援金給付事

業の執行に伴い、一般会計補正予算(第6号)を専決処分したので、これを報告

し、承認を求めるもの

☆補正額:19億5,700万円 専決処分日:令和4年(2022年)10月13日

*越谷市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて

 越谷市教育委員会委員 渡辺 律子 氏の任期満了(令和4年12月31日)

に伴い後任委員を引き続き任命することについて、議会の同意を求めるもの

☆略歴:文教大学教育学部教授・越谷市教育委員会委員

*越谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について

 地方税法施行令の一部が改正され、国民健康保険税の課税限度額が引き上げられたことに伴い、課税限度額を改正するもの。令和5年4月1日から施行し、令和5年度以降の年度分から適用

  • 基礎課税分(医療分)  改正前: 630,000円 → 改正後:650,000円
  • 後期高齢者支援金等分  改正前: 190,000円 → 改正後:200,000円
  • 介護納付金分(変更なし) 170,000円

*越谷市議会議員の報酬及び費用弁償等、市長及び副市長・教育長・常勤監査委

員の給与等に関する条例の一部を改正する条例制定について

☆期末手当に関する規定の整備を行うもの

令和4年12月期《公布の日から施行し、令和4年12月1日から適用》

改正前:100分の215 → 改正後:100分の225

年間支給割合を100分の430から100分の440とするもの

*越谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について

一般職の国家公務員の給与の改正に伴い、国に準じて職員の給与を改正するもの

  • 給与表の改定(行政職の平均改定率+0.3%)
  • 勤勉手当の支給割合の変更
    • 令和4年12月期《公布の日から施行し、令和4年12月1日から適用》

改正前:100分の95 → 改正後:100分の105

年間支給割合を100分の430から100分の440とするもの

*議決事項の一部変更について(仮称緑の森公園保育所建設工事(建築)請負契約の締結)

令和4年6月定例会において議決を経た契約について、地下工作物の撤去工事を追加する必要が生じたことに伴い、契約金額を変更するもの

(1)契約金額  変更前:9億7,130万円 → 変更後:13億5,080円

(2)履行期限  変更前:令和5年12月22日 → 変更後:令和6年10月31日

令和4年12月議会に於きまして一般質問に登壇しました

1.消防訓練時の安全対策について

  ①消防職員の訓練時における安全対策について

  ②消防団員の訓練時における安全対策について

2.警防活動中の安全対策と健康管理について

  ①警防活動中の安全対策について

  ②警防活動中の健康管理について

3.トイレトレーラーについて

  ①トイレトレーラーの利用実績について

*越谷市は、埼玉県初となるトイレトレーラー(購入価格1,950万円)を

令和4年3月に導入しました。

このトイレトレーラーは、災害時において避難者に快適なトイレ環境を提供す

ることを目的に導入し、災害対応はもとより、イベントや防災訓練等で活用するとのことです。

消防現場のお話では、日常は熱中症になることを防ぐ程度の必要最小限の水分しか摂取しないことが多いとのお話を聞きました。理由は、火災等で出場時にトイレが心配だからとの事です。警防活動中の水分補給は熱中症予防にはとても大切であると考えます。加えてトイレの確保も大変重要であるのでは考えます。

火災現場において、いつでも気兼ねなく使用できるトイレがあれば消防職員・消防団員の安心につながり消火活動もはかどるのではと考え、トイレトレーラーを火災現場に積極的に派遣して頂きたいと提案しました。