平成27年3月定例市議会報告

 3月定例市議会が平成27年2月23日から3月17日まで(23日間)開催されました。今定例会では市長より50件の議案が提出され慎重審議の結果市長提出議案はすべて可決されました。また、平成27年度当初予算を審査する為、予算特別委員会が設置され5日間にわたり開催されました。わたしも予算特別委員会副委員長として審議に参加しました。

 

平成27年度当初予算

予算規模

一般会計            899億円      (対前年度比  4.3%増)

特別会計 《全9会計》      711億6,300万円(対前年度比 11.9%増)

  国民健康保険        398億1,000万円       (14.5%増)

  後期高齢者医療        30億4,000万円       (4.8%増)

  介護保険          150億円             (4.9%増)

  母子父子寡婦福祉資金貸付金     6,400万円       (新会計)

  東越谷土地区画整理       4億円             (0,0%)

  七左第一土地区画整理      3億1,000万円      (10,7%増)

  西大袋土地区画整理      29億円            (12.0%増)

  公共下水道          84億9,000万円       (8.7%増)

  公共用地先行取得       11億4,900万円     (106.3%増)

病院事業会計    117億5,300万円      (対前年度比  2.1%減)

合  計    1,728億1,600万円      (対前年度比  6.8%増)

 

主な平成27年度事業

◇本庁舎建設事業・・・600万円

 越谷市役所本庁舎について、防災拠点機能等を備えた「越谷市民の安全・安心な暮らしを支える親しみのある庁舎」の建設を行うため、「越谷市本庁舎建設基本計画」を策定する。

◇老人福祉センターひのき荘整備事業・・・7億2,065万円

 越谷市4館目となる老人福祉センター「ひのき荘」を川柳町二丁目に建設する。

◇交通安全施設整備事業・・・500万円

 地球温暖化に係る温室効果ガスの削減及び電力量の節減のため、主に生活道路の道路照明灯を賃貸借により環境面や経済性等に優れているLED灯へ交換する。

◇小学校空調設備設置事業・・・3,800万円

 教育環境の改善を図るため、計画的に小・中学校の普通教室等へエアコンを設置する。

 (平成27年度は小学校15校の実施設計を行う。)

 

平成27年4月1日越谷市が中核市に移行しました

中核市とは、人口30万人以上の要件を満たす、政令指定都市以外の、規模や

能力が比較的大きな都市において、都道府県で行っている業務の多くを取り扱えるようになる市のことです。全国で43市が

中核市へ移行しており、越谷市は川越市に次

いで県内2番目の中核市になります。

*中核市移行のメリット

 ・市民サービスのレベルアップ

 ・地域保健行政の拡充

 ・生活衛生と健康危機管理機能の強化

 ・総合的な環境保全行政の推進

※越谷市では、中核市移行に伴い保健医療や環境衛生部門、地域・高齢者福祉や子ども・子育ての充実、都市のイメージの向上、救急業務の充実などを図るため4月1日より市の組織を一部改正します。また一部窓口の変更がございます。

 詳しくは越谷市ホームページをご覧ください。

 

平成27年度 西大袋土地区画整理事業予算

◇平成27年度の主な事業

 ・街路築造工事       2,575m

 ・下水道築造工事      1,710m

 ・建物移転            91棟

平成27年度末事業進捗率(見込み)75%

 

*平成26年度末事業進捗状況

 ・事業進捗率   67%

 ・建物移転 931棟中694棟の移転完了    約75%完了

 ・大袋駅西口線の残り715mについては平成28年度供用開始見込み。

 ・健康福祉村大袋線については平成27年度中に全面供用開始予定。

 ・調整池内の遊歩道については利用開始に向け、現在照明灯設置工事、外周部の園路工事等を実施しており、今後、大雨時の増水等の安全管理体制を整備。

 ・区画整理事業地内の公園整備については、既存の公園を合わせて、9箇所の公園を計画している。26年度は「西大袋第9号公園」の整備を行い、平成27年度は「西大袋第4公園」の整備を予定。