令和5年3月定例市議会報告
3月定例市議会が令和5年2月24日から3月16日まで(21日間)開催されました。今定例会では市長より人事議案2件、一般議案17件、補正予算議案7件、当初予算議案10件の合計36件の議案が提出され審議の結果、市長提出議案はすべて賛成可決されました。
また、各会派代表による代表質問、令和5年度当初予算を審議する為、予算常任委員会分科会が開催されました。
令和5年度当初予算
一般会計 1,118億円 (対前年度比 5.5%増)
特別会計 《全8会計》 593億5,400万円(対前年度比 1.3%増)
国民健康保険 306億5,000万円 (1.2%減)
後期高齢者医療 50億0,000万円 (4.2%増)
介護保険 212億4,000万円 (2.5%増)
母子父子寡婦福祉資金貸付金 3,500万円 (10.3%減)
東越谷土地区画整理 4,000万円 (20.0%減)
西大袋土地区画整理 20億0,000万円 (22.7%増)
公共用地先行取得 3億8,900万円 (49.6%増)
七左第一土地区画整理 0 円 (皆減)
病院事業会計 133億5,140万円 (対前年度比 0.1%減)
公共下水道事業会計 101億9,390万円 (対前年度比 3.2%減)
合 計 1,946億9,930万円 (対前年度比 3.3%増)
越谷刷新クラブを代表し、代表質問に登壇しました。
(越谷市議会ホームページにて録画映像・会議録がご覧になれます。)
9項目について代表質問致しましたが、数項目報告させていただきます。
- ポストコロナの取組について
①市長のポストコロナへの考えについて
答弁・・・地域社会に活気が戻るよう施政方針で申し述べた施策等を着実に推進する。
②ポストコロナにおける産業支援、経済対策について
答弁・・・コロナ禍を経験して顕在化した新しい価値観やビジネスモデルに対応した産業支援、経済対策に戦力的に取組む。
③ポストコロナにおける地域コミュニティについて
答弁・・・地域の皆様と連携し、感染対策に留意しながら、ポストコロナにおける地域コミュニティの活動を支援して行く。
- 防犯カメラの設置について
答弁・・・現在、市内駅周辺及び、不審者情報が寄せられた公園に40台、都市公園に2台、教育委員会では調整区域内の通学路に50台、
合計96台の街頭防犯カメラを設置している。
②防犯カメラ設置助成金について
答弁・・・設置拡充の方策として、自治会を対象とした設置助成制度を検討する。
- 西大袋土地区画整理事業について
①西大袋土地区画整理事業の進捗状況について
答弁・・・街路築造延長ベースで70.6パーセント
建物移転ベースで89.3パーセント、事業の早期完成に向け取り組む。
②都市計画道路「健康福祉村・大袋線」の整備について
答弁・・・全体取得面積約43.000平方メートルに対し、取得率は約16パーセント。引き続き財源確保に向け、関係機関と調整しながら早期に工事着手できるよう取り組む。
③「大竹中央通り線」の整備について
答弁・・・現在、家屋等の移転が完了し、街路築造工事や、下水道、上水道及びガスなどのインフラ整備の工事を進めている。早期開通に向けて取組む。
④区画整理事業地内の交通安全対策・道路整備についてについて
答弁・・・警察署と連携を図るとともに地域の皆様のご理解、ご協力のもと交通安全 対策に取り組んで行く。未舗装の路線においては、定期的に路面状況の確認を行い、通行に支障がないよう対応するとともに、周辺の使用収益の状況、通行量等を踏まえ、アスファルト舗装を実施して行く。
◎ラスパイレス指数について
①ラスパイレス指数についての市長の考えについて
答弁・・・指数が高い要因については、越谷市では学歴を考慮することなく有能な職員を積極的に登用するなど、昇格制度の運用面で国との相違があるものと考えている。
②ラスパイレス指数県内1位に対する市民への説明について
答弁・・・市民の皆様には、ラスパイレス指数の仕組みや考え方、指数が高い要因について、ホームページなども活用しながら、丁寧に説明して行く。