平成26年3月定例市議会報告

3月定例市議会が平成2年2月24日から3月18日まで(23日間)開催されました。今定例会では市長より37件の議案が提出され、各常任委員会・予算特別委員会で慎重審議の結果、市長提出議案はすべて可決されました。

私は(仮称)第三庁舎建設反対のため、平成26年度一般会計予算案に反対しました。

 

平成26年度当初予算

◎一 般 会計    862億円             (対前年度比 3.4%増)

◎特 別 会計    636億1,700万円       (対前年度比 3.4%増)

◎病院事業会計    120億1,100万円       (対前年度比 3.9%増)

総  額    1,618億2,800万円       (対前年度比 3.4%増)

 

平成26年度の主な事業

◇大沢地区センター・公民館、体育館複合施設整備事業・・・1,500万円(重点・新規事業)

  大沢地区に、地区センター・公民館と地域体育館との複合施設を整備するため、基本設計を行う。

◇(仮称)第三庁舎建設事業・・・12億9,030万円

  庁舎の狭隘の解消や中核市への移行に伴う事務スペースの確保のため、(仮称)第三庁舎を建設し、市民の利便性とより一層の行政サービスの向上に努める。

◇保健所整備事業・・・14億6,659万5,000円(重点事業)

  総合的な保健衛生サービスの提供を図るため、中核市への移行による保健所の設置準備を進める。

◇子育て世帯臨時特例給付金事業・・・5億円(新規事業)

  消費税率の引き上げに伴う負担の影響を緩和するため、対象児童がいる世帯に対し子育て世帯臨時特例給付金を支給する。

◇臨時福祉給付金事業・・・8億5,000万円(新規事業)

  消費税率の引き上げに伴う負担の影響を緩和するため、低所得者に対し臨時福祉給付金を支給する。

◇(仮称)第4老人福祉センター整備事業・・・2億6,815万円(新規事業)

  (仮称)第4老人福祉センター整備事業(川柳地区)に係る建設工事などを行う。

◇住区基幹公園等整備事業・・・2億9,259万円

  (仮称)西大袋第9号公園、(仮称)千間台西公園等を整備する。

◇小中学校空調設備設置事業・・・3,400万円(新規事業)

  教育環境の改善を図るため、小・中学校の普通教室等へ「エアコン」を設置する。平成26年度は基本設計を行う。

 

主な議案

  • 越谷市敬老祝金条例の一部を改正する条例制定について・・・賛成可決※満88歳(3万円)、満99歳(5万円)及び満100歳(7万円)の敬老祝金は現行どおり
  •  敬老祝金の見直しに伴い、満77歳の方に贈呈している敬老祝金(2万円)を廃止するもの。平成26年4月1日から施行。

 

3月議会に会派を代表し、代表質問に登壇しました。

(越谷市議会ホームページにて録画映像がご覧になれます。)

質問事項(8項目)

1、税制改正と歳入への影響について

2、越谷市役所本庁舎の整備について

3、「越谷ナンバー」の移行日程とPR方法について

4、深刻化する高齢者虐待への対応について

5、「第4次越谷市総合振興計画」都市構造について

6、子ども・子育て新制度について

7、学校規模・通学区域について

8、消防行政について

代表質問における主な質問と答弁

平成27年4月より「子ども・子育て新制度」が施行され保育制度が大きく変わります。そこで、数点質問しました。

Q 子ども・子育て支援事業計画の策定とニーズ調査について

A ニーズ調査に基づき、潜在的な需要も含めた「ニーズ量」及び越谷市の「目標事業量の検討をすすめ、地域のニーズを反映した計画を策定してまいります。

Q 新制度の周知と職員体制について

A 新制度では「保育の必要性の認定」という新たな手続きが加わることや、受けられるサービスなどについて、幼稚園や保育園など各施設で説明会を開催し、ホームページや「広報こしがや」を通じ、市民への周知を行っていく。

Q 学童保育の対象児童を小学1~3年の就学児童から小学6年生までと改正されるが越谷市の考えは

A 法に基づき受入れの対象範囲を拡大するものの、より支援が必要と思われる低学年の児童を優先して入室していただくと考えている。児童の推移やニーズ調査の結果を参考に、計画的な定員の拡充を図っていく。

 

会派脱会のおしらせ

 越谷市議会会派の「新政クラブ」を脱退し、新たな会派「刷新クラブ」に入会しました。

会派は変わりますが活動内容は変わりません。今後もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。