平成30年9月定例市議会報告
9月定例市議会が平成30年9月3日から9月27日まで(25日間)開催されました。今定例会では市長より35件の議案が提出され審議の結果、市長提出議案はすべて可決されました。また、決算特別委員会が設置され平成29年度決算が認定されました。
決算特別委員会が設置され、3日間にわたり慎重審議が行われ、決算特別委員会・本会議にて平成29年度決算が認定可決されました。
一般会計
歳 入 1,031億4,573万6,662円 (対前年度比5.5%増)
歳 出 979億8,480万4,877円 (対前年度比5.4%減)
特別会計
歳 入 753億9,948万5, 448円
歳 出 709億5,292万3, 182円
合 計
歳 入 1,785億4,522万2,110円
歳 出 1,689億3,772万8,059円
病院事業会計
平成29年度は 《2億8,226万9,560円の純損失》
*歳出決算額における目的別構成比
民生費 45.7% 教育費 12.7% 総務費 10.5%
土木費 9.5% 衛生費 8.3% 公債費 7.2%
その他 6.1%
主な議案
*越谷市立病院の診療費等に関する条例の一部を改正する条例制定について
選定療養に係る初診に要する額を改めるもの《平成31年1月1日から施行》
改定前:1,500円 → 改定後:2,900円
*選定療養とは、医療サービスの中で、被保険者の選定に委ねられるサービスとして厚生労働大臣が定めたもの
*選定療養の種類
①大病院(200床以上)の初診《他の病院や診療所からの紹介がある、救急搬送の場合等を除く》
②特別の療養環境《差額ベット》 ③予約診療 ④時間外診療 など
*越谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について
国民健康保険事業の安定した運営に資するため、国民健康保険税の課税額の改
定等を行うもの。平成31年4月1日から施行し、平成31年度以後の年度から
適用
- 国民健康保険税の課税額の改定
- 医療分(参考)[均等割] 現行(変更なし:26,500円)
- [所得割] 現行(変更なし:8.2%)
- 後期高齢者支援金等分[均等割] 現行(改定前):7,500円 → (改定後):9,000円
- [所得割] 現行(改定前): 1.7% → (改定後):2.2%
- 介護納付金分[均等割] 現行(改定前):8,500円 → (改定後):9,500円
- [所得割] 現行(改定前): 1.7% → (改定後):1.9%
- 国民健康保険税の課税限度額の引き上げ
- 医療分 改正前:540,000円 → 改正後:580,000円
- 後期高齢者支援金等分 (変更なし:190,000円)
- 介護納付金分 (変更なし:160,000円)
平成30年度9月補正予算
歳入では普通交付税・臨時財政対策債の決定による整理、補助事業費の内示等による国・県支出金の整理、前年度繰越金の整理。歳出では事業進捗や補助金の内示等による事業費の整理、財政調整基金及び公共施設等整備基金への積立金の追加。
一般会計 補正額 78億円
特別会計 補正額 38億5,343万7,000円
補正後の予算額
一般会計 993億円
特別会計 690億8,543万7,000円
(西大袋土地区画整理特別会計 補正額1億2,856万7千円 補正後21億8,856万7千円)
病院事業会計 117億5,000万円
合 計 1,801億3,543万7,000円